windows11に仮想マシンを構築してOSやLinuxコマンド、ネットワーク設定を行ってみる。仮想マシンについて何も知らないので、色々調べるところから始める。
仮想マシンを簡単に言うと、一台のコンピュータ内に複数のコンピュータを稼働させること。BIOSやOSもあり、一つの独立したコンピュータと同様である。ホスト環境での実行にリスクの伴うタスクを実行するために使われる。隔離されているため、ホストコンピュータには変更を加えられない。サーバの仮想化など他の目的にも使用できる。運用管理保守が容易。パフォーマンスは低下する。
調べる過程で「VMware」というワードが多く見られた。クラウドコンピューティングと仮想化のアメリカIT企業、現在はブロードコムが企業名、VMwareが製品ブランド名。
「現代の業務用 IT システム環境では、サーバーやクライアント (OS・アプリケーション)、ネットワーク、クラウドなどを仮想化することが一般的となっているが、その仮想環境を構築する際のデファクトスタンダードとして用いられるのが VMware 製品群である。IT 基盤製品が中心であるためシステムの画面には存在が表れず、システム利用者が直接 VMware 製品を目にするケースは少ないものの、日本においてもほぼ全ての企業の IT システムで採用されている。」(wiki,VMware,2024-02)
・VMware Cloud on AWS,IaaSシェア世界一
「IaaS(Infrastructure as a Service)は、クラウドコンピューティングのサービスモデルの一つで、基本的なITインフラストラクチャリソースを仮想化し、オンデマンドで提供する仕組み。IaaSは、ユーザーにとってハードウェア、仮想マシン、ネットワーク、ストレージなどのインフラストラクチャを提供し、ユーザーはこれを利用してアプリケーションやサービスを構築・運用する。」
・Azure VMware Solution
Microsoft Azure...PaaS,IaaSを提供するクラウドコンピューティングサービス
「PaaS(Platform as a Service)は、クラウドコンピューティングのサービスモデルの一つで、アプリケーションの開発や運用に必要なプラットフォームを提供する仕組。開発者がアプリケーションのコードやデータに焦点を当て、基盤となるインフラストラクチャやランタイム環境、データベース、ネットワークなどの管理をプロバイダに委任することを可能にする。」
Microsoft AzureとVMwareが連携し、Azure上でVMwareの仮想化インフラストラクチャーを利用可能にするサービス。
IaaSやPaaSがどういったとき使われているのか知る必要があると考えた。
IaaS
1)プロビジョニングやデプロイメント(ユーザが利用可能にする)
2)オンプレミスのアプリケーションや仮想マシンをクラウドに移行する
3)タスク処理に特定のOSやミドルウェアが必要なとき
4)大規模なデータベースやストレージが必要なとき
5)特定のセキュリティやコンプライアンス要件を満たす必要があるとき
6)独自のネットワーク設定が必要なとき
7)複数のアプリケーションを一元管理したいとき...単一の仮装マシンやリソースプールで管理できる。
PaaS
簡単にまとめると、アプリケーション開発の環境を整えるもの。
次は実際に仮想マシンを自分のパソコンに構築できるのか、コストや手順を調べて検討する。